リニューアル不要のスマホ対応サービス

スマートフォン対応の必要性

必要性① スマートフォンの爆発的な普及

ますます加熱していくスマートフォン市場

iPhoneの大ヒット、Androidの登場により、2010年から2011年にかけて、スマートフォンは爆発的な普及を見せています。2011年現在、新しく発売される携帯電話の多くはスマートフォンとなり、国内外のメーカーが競い合って開発を進め、国内3大キャリア(docomo,au,softbank)がスマートフォンの販売に一番の力を注いでいます。
近い将来、携帯市場におけるスマートフォンのシェアがガラケー(従来型の携帯)を上回ると予想されており、2012年から2013年にかけてはさらにこの"スマートフォン市場"が加速するでしょう。
さらに、2015年にはスマートフォンからのネットへのアクセス数がパソコンを上回るという予想もあり、まさに、スマートフォンサイトがPCサイトと同等の重要性を持つ可能性があります。

スマートフォンユーザーは"ネットヘビーユーザー"

スマートフォンユーザーの特徴として、従来型の携帯よりもインターネットの使用量(通信量)が10倍近くある事です。
スマートフォンの特徴として、インターネットの閲覧とアプリ機能が大幅に従来よりも利便性が高まりました。多くのスマートフォンはパケット料金(通信料金)が従量課金ではなく定額性である事も、ユーザーがネットを多く使う理由でもあります。
また、スマートフォンユーザーは新しいモノ興味を持ち、購買意欲の旺盛な人々であるという傾向が強いと言われています。スマホユーザーがネットを沢山使う事により、WEBサイトもモバイルから見られる可能性が大幅に高まりました。
将来的には、PCと同じくらいのアクセスがスマートフォンから集まる可能性もあります。
スマートフォンに対応する事は、従来の携帯に対応するよりも、より大きな成果が期待出来ます。

必要性② PCサイトはスマートフォンでは閲覧しづらい

画面の大きさの違い

PCのモニターは横幅1200~1800ピクセルなのに対し、スマートフォンは320ピクセル程度と4分の1以下の横幅です。画面サイズが小さければ、当然1ページに表示出来る情報量が変わってきます。
PC用のサイトでは、コンテンツ部分以外に、ヘッダー、ナビゲーション、サイドメニューなど2カラム、3カラムのレイアウトが主流となっており、コンテンツ以外にもユーザーに様々な情報を見せるように設計されています。
パソコンのモニターでは問題なく閲覧出来ていた横幅が1000ピクセルのWEBサイトでも、スマートフォンで閲覧すると、320ピクセル程度の横幅に合わせて縮小して表示されるため、文字や画像が3分の1くらいの大きさになってしまいます。
スマートフォンで実際にPC用のサイトを閲覧すると分かりやすいのですが、画面をタップして見たい部分を拡大しなければ文字を読む事が出来ないため、必ずしも快適な閲覧が出来ない状態です。

回線速度の違い

パソコンは「光回線」という高速なネット接続が主流となっており、通常のWEBサイトを見る時はほとんどのサイトがスムーズに閲覧可能です。PCサイトを制作する際は、動画や複雑なFLASHを使用しない限り、特別回線速度を考慮する必要はありません。
しかし、スマートフォンは「3G回線」という携帯電話向けの回線でインターネットに接続します。htmlは通常20~80KB(キロバイト)という軽いサイズのため、3G回線でもほとんど閲覧に支障はありませんが、画像は1個で数十キロバイトというサイズになるため、画像を多用したWEBサイトをスマートフォンで見ると、画像の読み込みに時間が掛ってしまい、1ページが表示されるまでに、かなりの時間がかかります。
通常、PCサイトにはコンテンツ部分だけでなく、ヘッダーやメニューなどコンテンツ以外の部分にも多くの画像が使われているため、スマートフォンで通常のPCサイトを閲覧すると、「重い」と感じてしまいます。

操作性の違い

PCはマウスによる操作で、クリックやスクロールをしますが、スマートフォンでは、指を使っての操作(タップ)となります。そのため、マウスではクリックする事が問題なかったサイズの小さいリンクも、指だと押しにくくなってしまいます。
また、マウスを乗せた時に画像やテキストの色を変えたりする事がスマートフォンでは出来ないため、一目ですぐにリンクだと分かるようなデザインにしなければなりません。

FLASHを使ったサイトが正常に表示出来ない

多くのWEBサイトでは、部分的にFLASHを使っている場合が多いですが、iPhoneなどの一部の機種ではFLASHは表示が出来ません。また、FLASHのファイル(SWFファイル)は動画と同様にファイルのサイズが重いため、FLASHを閲覧出来るスマートフォンでも重くなってしまい、正常な閲覧が出来ない可能性が高いです。